玉城デニー沖縄県知事は、4月26日(日)、自身のTwitterで、ゴールデンウイーク中の沖縄県への旅行のキャンセル要請する旨の投稿を行いました。

以下は、当該投稿の全文です。

「今年の大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いるとのこと。残念ですが沖縄は非常事態宣言の体制で充分なおもてなしは到底できません。離島を含め医療体制も非常事態です。どうか今の沖縄への旅はキャンセルして受け入れ可能な時期までお待ち下さい。stayhome weekして下さい。」

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない東京などの都市部から地方に人が移動すると、ウイルス感染が地方でも急速に拡大する危険性を訴えた玉城知事の投稿。

しかし、玉城知事が言うところの「6万人」には、不確定要素が含まれているとも指摘されています。

日本航空(JAL)グループと全日本空輸(ANA)の予約人数の合計は約5万人。

運休や減便に伴うキャンセル手続きをしていない予約客も多数含んでおり、実際の搭乗実績はかなり少なくなると予想されています。

現実問題として、都市部から地方へ「コロナ疎開」を計画・実践している人たちが存在することも周知の事実です。

新型コロナウイルスの感染が終息するまでは、他県にまたがる不要不急の移動は自粛することが賢明でしょう。